月の真裏

オタク気質人間の自由帳。音楽とかシャニマスとか日々のログなど。

WorldEnd:BreakDownのお気持ち表明文

ストレイイベのコミュを読んだので軽めに感想。 中身知ってないと意味がわからない怪文書だと思います。

愛依とユニット

愛依、ユニットメンバーはライバルで相棒、な少年漫画ユニットストレイライトの中にあって、それ以前に「友人」「仲間」としての意識が強い子なのですよね。

個としての最高打点よりユニットの中の1人=全としての最高得点を重視する点で、根本的に考え方が他2人と違うことがよく示されていたかなと思ってます。
(自分のアイドルとしての個人能力が、他2人より見劣りしているという意識も影響はしていると思われるけど。)

あくまでも「和」「全」を大事にすることによって、冬優子(とあさひ)に改めて「個」としての「ライバル」と認められるというオチ、すげえな。 もう最後の冬優子の言葉、ドキーッ!としてしまった。

愛依と友達

「愛依」と「友達」の構図は、W.I.N.G編での友達との電話や、「メイ・ビー」のコミュ等今までも繰り返し提示されているものでした。 その子がどんな子であったとしても(アイドルであるかどうかに関係なく)大事にして向き合う様子が描かれている。
「アイドルでない」和泉愛依とその友人の関係性があくまで土台にあった上で、「アイドルの」和泉愛依と友人の関係性を構築するわけです。

だから、今回の話においても、冬優子にしてみれば「敵に塩を贈る」ような行動が自然にできてしまうわけですね。
そしてこの行動に打算や嫌味や嘘がないから、芹沢あさひも救えてしまうわけで。すごいよ愛依。ストレイにいてくれてありがとう。

ストレイライトと三角形

芹沢あさひがひたすら思うまま突き進んでいくベクトルなんだとしたら、それとあくまで同じ直線上で勝負しようとする(但し方向は真逆)のが冬優子だけれど、愛依に関しては考え方の根本が違うので、同一直線上にはいないわけですね。
同じところから走り出しても冬優子やあさひの直線上とはずれた位置にいるんですが、 そのおかげで三者の位置を繋げると三角形ができるようになってるわけですね。

Transcending The World

Transcending The World

  • ストレイライト
  • アニメ
  • ¥255
このジャケット、これでもかというほどに三角形を意識した構図になっているんですよね。
「点は線となる」ことは2人だけでもできるけど、愛依がいないと三角形は成立しないのです。